膝というのは、負担のかかりやすい部位です。
ですから、運動やスポーツをされる方だけでなく、多くの方が膝の痛みで苦しんでいます。
ですが、多くの膝の治療法の中で、整体の膝の痛みにする効果は、あまり知られていません。
この記事では、膝の痛みに対する整体の効果をご説明します。
膝の痛みに対する整体の効果とは?
膝の痛みの原因の中には、整体で効果のあるものと、整体では対処が出来ないものがあります。
膝の痛みの原因
膝の痛みの原因を大きく分けると、器質的な原因と、機能的な原因とに分けられます。
器質的な原因(整体では対処が出来ない膝痛)
膝の痛みの器質的な原因というのは、変形や怪我による膝の組織の損傷が原因の膝痛です。
器質的な原因のある膝痛は、整体では対処が出来ないので、病院に行くことをお勧めします。
〇器質的な原因の膝痛
半月板損傷・靭帯損傷や断裂・変形性膝関節症(手術を勧められる段階の変形)・炎症を伴う膝痛等
器質的な原因の膝痛であっても、術後や炎症が治まった後に残る機能的な異常が原因の膝痛であれば、整体での対処が出来ます。
機能的な原因(整体で対処が出来る膝痛)
機能的な原因というのは、筋肉・関節・神経などの働き(機能)が悪いことが原因の膝痛です。
機能的な原因の膝痛であれば、整体での対処が出来ます。
筋肉が緊張していたり、関節の動きが悪いといった変形や損傷などの組織的な変化が原因ではない膝痛のことです。
膝の痛みに対する整体の効果
機能的な原因のある膝痛であれば、整体で対処が出来ます。
膝の内側の痛み
〇膝の内側が痛い場合の機能的な原因
・内側半月板のズレ
・伏在神経の滑走障害
・鵞足の滑走障害
・膝蓋下脂肪体の線維化
以上のような膝の内側にある組織が機能的に悪くなると、膝の内側が痛くなります。
整体では、上記の機能的な原因を解説することが出来ます。
膝の外側の痛み
〇膝の外側の痛みの機能的な原因
・外側半月板のズレ
・大腿二頭筋の滑走障害
・外側広筋の滑走障害
・腸脛靭帯
・総腓骨神経の滑走障害
・膝蓋下脂肪体
以上の機能的な障害があると、膝の外側が痛くなります。
整体では、上記の機能障害を解決することで、膝の外側の痛みを解消します。
膝のお皿の上の痛み
〇膝のお皿の上の痛みの機能的な原因
・大腿四頭筋の滑走障害
・大腿骨前脂肪体
・膝蓋上嚢
・膝蓋骨(膝のお皿)の動きの悪さ
以上のような機能的な異常があると、膝のお皿の上が痛くなります。
整体では、上記の機能的な異常を解決することで、膝のお皿の上の痛みを解消します。
膝のお皿の下の痛み
〇膝のお皿の下の痛みの機能的な原因
・膝蓋下脂肪体
・膝蓋腱
・膝蓋骨(膝のお皿)の動きの悪さ
以上のような組織の機能的な異常があると、膝のお皿の下が痛くなります。
整体では、上記の機能的な原因を解決することで、膝のお皿の下の痛みを解決します。
膝の裏の痛み
〇膝の裏の痛みの機能的な原因
・脂肪体
・脛骨神経の滑走障害
・腓腹筋の滑走障害
・膝窩筋
以上のような組織の機能的な異常があると、膝の裏が痛くなります。
整体では、上記の機能的な原因を解決することで、膝の裏の痛みを解消します。