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千葉市で四十肩・五十肩にお悩みの方へ

このページは、いまい整体院の院長が「四十肩・五十肩」にお悩みの方に向けて書いたページです。

・四十肩、五十肩はどんな症状でどう対処したらよいのか?
・四十肩、五十肩が全然良くならないので、解決方法は本当にあるのか?
・いまい整体院で四十肩、五十肩は解決するのか?

※こういった疑問をお持ちの方に向けて書かせて頂いています。

四十肩・五十肩に関しましては、実際に回復の経過をみさせて頂いている経験から考えて、間違った情報が多いと感じています。

院長

四十肩・五十肩は、病期に合った対処をしないと、悪化してしまう可能性があります。

ですから、まずは四十肩・五十肩に関する正しい情報を知ることが大切です。

四十肩・五十肩は病期に合った対処をしていけば、回復していく症状ですのでご安心ください。

四十肩・五十肩とは

四十肩・五十肩というのは、俗称で、正確には肩関節周囲炎と言います。

肩の関節や周囲の組織に炎症が起こることで、四十肩・五十肩が始まります。

四十肩・五十肩で起こる症状は、大きく分けて二つあります。

四十肩・五十肩の症状

①肩や肩の周囲の痛み、しびれ
②肩の関節の拘縮(肩関節の可動域制限)

院長

痛み、しびれと関節の拘縮は、病期の変化に従って、段階的に起こってきます。

四十肩・五十肩の対処で大切なのは、病期や症状の変化を適切に評価して、その変化に合わせて対処をすることです。

四十肩・五十肩の3つの病期

四十肩・五十肩にはある程度共通する病期が3つあります。

①炎症期
肩や肩の周囲の組織に炎症が起こり、肩が痛くて動かせなくなる時期

②拘縮期
炎症が治まると共に、肩の関節が拘縮し始めて、肩が動かせなくなる時期

③回復期
痛みがなくなり、肩の拘縮が改善し始める時期

炎症期

四十肩・五十肩は肩や肩の周囲の組織に炎症が起こることで始まります。

院長

肩が痛くなり、痛みのせいで肩が動かせなくなります。

この状態になった時にまずするべきことは、整形外科に行くことです。

多くの方が、肩が痛くなり始めた時点では整形外科に行きません。
ですが、このことが四十肩・五十肩の経過を悪くしてしまう原因になっています。

A子さん

なぜすぐに整形外科に行くことが必要なんですか?

院長

それは、すぐに整形外科に行った方が良い理由が二つあるからなんです。

整形外科にすぐに行った方がよい二つの理由

①炎症期には整形外科での注射療法や薬物療法が必要だから
②その他の疾患との鑑別が必要だから

炎症期には早期に炎症を治めていくことが必要になります。

院長

なるべく早期に炎症を治めることで、次に起こる関節の拘縮が軽度で済むようになります。

そして、炎症期において一番必要なことは、その他の疾患との鑑別です。

四十肩・五十肩は、他の肩の疾患と症状が似ているため、四十肩・五十肩と他の肩の疾患を早い段階で鑑別する必要があります。

拘縮期

炎症が治まってくると、次に関節が拘縮してきて、関節の可動域が減少してきます。

院長

関節が拘縮するのは、炎症によって、肩や肩の周囲の組織が変化し癒着してしまうからです。

関節の拘縮には、肩が硬くなり可動域が減少するため、心配になる方が多いです。

ですが、関節の拘縮は、炎症が治まり肩や周辺組織が回復し始めたことを表しています。

関節の拘縮は炎症で変化してしまった組織が回復するのに必要な過程です。

拘縮期を適切に経過させると、回復期に入ります。

回復期

回復期に入ると、肩の痛みはほとんどなくなり、肩の拘縮も改善し始めます。

回復期には炎症が治まっているため、積極的に肩の関節を動かしていくことが必要になります。

肩の関節を動かしていくことで、炎症により変化してしまった組織が、元の状態に戻っていきます。

院長

回復期に適切に関節運動を行わないと、関節の可動域制限が残ってしまうことがあります。

いまい整体院における3つの病期の対処

いまい整体院では、四十肩・五十肩が疑われる方は、一度整形外科に行くことをお勧めしています。

院長

四十肩・五十肩におきましては、整形外科で炎症のコントロールをしながら、整体で体の機能異常を回復させることが最善だと考えています。

炎症期における対処

炎症期には、炎症によって肩や肩の周囲の筋肉が緊張します。

その影響で、血管や神経が圧迫され、痛みが強くなったり、腕にしびれが起こったりします。

院長

炎症期では、整体によって筋肉の緊張を緩和し、血管や神経への圧迫を軽減する必要があります。

四十肩・五十肩の炎症期には、夜寝ている時にも肩が痛む(夜間痛)ことが多いです。
夜間痛は、筋緊張を緩和することで、かなり楽になります。

拘縮期における対処

拘縮期になると、肩の関節が硬くなってきます。

ですが、この時期に無理に肩の関節を動かすと、再度炎症が起こったり、かえって組織の治癒を遅らせてしまうことになります。

拘縮期には、肩の関節運動は最小限に控え、肩甲骨やその周囲の関節運動を最大限引き出すことが重要になります。

院長

関節が硬くなり段々と関節可動域が減少してきますが、それは炎症が治まってきた証拠です。

A子さん

関節が硬くなってくるのは、悪くなってきたのではなくて、治ってきているからなんですね。

四十肩・五十肩の拘縮期は、痛みは減ってきますが関節が硬くなってくるため、ご本人も、施術者も悪くなってきたのではないか?と不安になる時期です。

ですが、炎症が治まりきらない内に硬くなってきた肩の関節運動を無理に行うと、再度炎症が起こり、経過が悪くなってしまいます。

数年間四十肩・五十肩が治っていない方は、このような状況になっていることが多いです。

回復期における対処

回復期に入ると、炎症が治まり、肩の関節拘縮の進行も止まります。

院長

回復期には、いままでとは違い、積極的に肩の関節運動をする必要があります。

肩の関節を動かすことで、関節の癒着や組織の変性が、元の状態に回復していきます。

いまい整体院でも、積極的に肩の関節運動を行い、肩の関節の回復を促します。

四十肩・五十肩にお悩みの方へのメッセージ

四十肩・五十肩というのは、対処法は難しくないのですが、対処を行う時期が難しい疾患です。

例えば、炎症期に積極的に関節運動を行ってしまったり、逆に回復期に関節運動を行わなかったり、拘縮期に肩周辺の関節運動を行わなかったり。

このように対処法を行う時期を間違ってしまったために、数年間四十肩・五十肩が治らず苦しんでいる方に出会ってきました。

四十肩・五十肩は、どんなに早く回復しても数か月かかります。

ですから、ご本人も施術者も自分の対処法が合っているのか不安になり、もう少し待てば次の段階に進めるのに、対処法を変えてしまったりします。

四十肩・五十肩の治療には、辛抱と信頼が大切になります。

四十肩・五十肩がなかなか良くならずにお困りの方は、いまい整体院にご相談ください。

あなたのご来院をお待ちしています。

五十肩の症例報告

※こちらのブログ「いまい整体院の症例報告」で五十肩の症例報告をしています。

両肩の五十肩の2つの症例

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