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四十肩・五十肩の症状セルフチェック

四十肩・五十肩セルフチェック

四十肩・五十肩というのは、明確な診断基準がありません。

ですから、病院での検査で他の肩の疾患でないことをハッキリさせ、経過をみていくことではじめて四十肩・五十肩であるとわかる疾患です。

ですが、ある程度の症状の傾向があるため、大まかには四十肩・五十肩であると判断することが出来ます。

この記事では、四十肩・五十肩のセルフチェック方法をご説明します。

目次

四十肩・五十肩の症状セルフチェック

四十肩・五十肩には、大きく分けると炎症が起こり痛みの強い疼痛期と、関節の動きが制限されてくる拘縮期があります。

四十肩・五十肩の病期に関してはこちら

疼痛期の特徴

四十肩・五十肩は肩の何かしらの組織の炎症からはじまります。

炎症があるため、痛みが強いの特徴です。

・安静にしていても肩が痛い

・夜寝ている時に肩が痛い

・肩が痛くて動かせない

・肩が痛くて背筋を伸ばせない

四十肩・五十肩の疼痛期にはこういった特徴があります。

院長

痛みのある場所は炎症部分・組織の損傷部分によって変わるため、肩の上・前・後ろが痛い方などそれぞれです。

拘縮期の特徴

炎症がある程度治まってくると今度は、肩の関節が硬くなってくる拘縮期に入ります。

拘縮期に入ると、痛みが少し治まってきますが、その代わりに肩の関節が動かし辛くなってきます。

・痛みが少し治まってきたが肩が動かし辛い

・ある程度手を上げると痛みが出る

・腕がだるい感じがする

拘縮期にはこのような特徴があります。

院長

痛みはある程度治まってきますが、まだまだ痛みがある状態です。

拘縮期の腕のだるさについて

拘縮期に入ると、筋肉やその他の組織が硬くなってくるため、神経が締め付けられたり、血流が悪くなったりします。

その影響で、腕がだるく感じたり、重く感じたりすることがあります。

また、長期間肩を動かさなかった影響で、筋力が低下しするため、その分首や肩甲骨の辺りの筋肉の負担が増え、首や肩甲骨の辺りにも痛みやコリ感が出ることがあります。

四十肩・五十肩以外の肩の疾患

四十肩・五十肩は、他の肩の疾患と区別する必要があります。

そのためには、まず肩に痛みが出たら整形外科に行き、診察を受けることが大切です。

院長

病院で出来ること・やるべきことと、リハビリや整体、整骨院で出来ること・やるべきことは異なります。

そして、優先すべきなのは、まず病院での治療が必要かどうかをハッキリさせることです。

特に、ご高齢の方の肩の痛みや、スポーツや介護など肩に負担がかかっている方の肩の痛みは、一度病院で診察を受けましょう。

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