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四十肩・五十肩になった時に整形外科と整骨院・整体のどっちに行けばよいのか?

四十肩・五十肩になった時に整形外科と整骨院・整体のどっちに行けばよいのか?
目次

四十肩・五十肩になった時にはまず整形外科に行きましょう

四十肩・五十肩になった時には、まずは整形外科に行き、診察を受けましょう。

整形外科に行った方が良い理由

四十肩・五十肩というのは、俗称であって、実際には様々な病態があります。

その中には、強い炎症症状を伴う肩の病態であったり、腱板損傷・断裂といった場合によっては手術が必要になる病態があります。

ですから、まずはそういった整形外科で対処が必要な病態かどうかを調べる必要がありますので、四十肩・五十肩になった時には、整形外科に行きましょう。

院長

整体院や整骨院では、レントゲンやMRIを使用することができないため、危険な肩の病態を正確に判断することができません。

ですから、まずは一度整形外科に行き、診察を受けましょう。

超音波(エコー)検査を使用している整骨院

最近では、超音波(エコー)検査の性能が良くなり、医療機関でも四十肩・五十肩の病態が正確にわかるようになってきました。

整骨院の中には、超音波(エコー)検査を行い、四十肩・五十肩の病態をしっかりと判断し、必要に応じて医療機関への紹介を行っているところもあります。

こういった整骨院であれば、整形外科の前に四十肩・五十肩の病態を判断することができますので、一度行くことをお勧めします。

整形外科に行った後はどうすれば良いか?

病院に行き、整形外科で対処が必要な危険な病態ではないことが分った後には、どうすれば良いのでしょうか?

炎症がある四十肩・五十肩の場合

四十肩・五十肩というのは、初期に肩の周辺組織で炎症が起こります。

院長

四十肩・五十肩は、初期に炎症が起こり、その後肩の関節が硬くなっていきます。

炎症の起こっている初期の四十肩・五十肩の場合には、まず炎症を抑える必要がありますので、整形外科で投薬や注射などが行われます。

この時期には、リハビリや整骨院・整体院で肩の関節を動かしたり、マッサージを行うと逆効果なことがありますので、まずは医師の指示に従い治療を受けましょう。

整形外科にリハビリ施設がある場合

整形外科にリハビリ施設がある場合には、必要に応じて、医師より投薬や注射を受けながら、四十肩・五十肩に対するリハビリが行われます。

四十肩・五十肩には、炎症のある時期炎症が治まってきて関節が硬くなる時期硬くなった関節が正常に戻っていく時期があります。

それぞれの時期に適したリハビリを行うことで、四十肩・五十肩が改善していきます。

整骨院・整体院の役割

では、どんな時に整骨院・整体院を利用すると良いのでしょうか?

まず、エコーなどを使って、しっかりと四十肩・五十肩を診ることが出来る整骨院であれば、整形外科に行く前に一度行ってみると良いです。

次に、エコーなどの検査器具がない整骨院・整体院の場合には、一度整形外科に行き、肩の状態を医師に診てもらう方が良いです。

そして、その整形外科にリハビリ施設がない場合には、整骨院・整体院を利用して、四十肩・五十肩のリハビリを行うと良いです。

A子さん

整形外科に行きながら、整骨院や整体院に通ってはいけないんですか?

院長

四十肩・五十肩の改善には、リハビリが必要になりますので、整形外科にリハビリ施設がない場合には、整形外科で炎症を抑える治療を受けながら、整骨院や整体院でリハビリを受けると良いです。

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