首こりや肩こりの方で、首の付け根のゴリゴリを気にされている方がいらっしゃいます。
首の付け根のゴリゴリって筋肉のコリなんですか?
首の付け根のゴリゴリは、いくつかあって、筋肉である場合もありますが、そうでない場合もあります。
首の付け根のゴリゴリは、場合によっては刺激してはいけない場合もあります。
この記事では、首のゴリゴリの正体と、刺激する時の注意点をご説明します。
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首の付け根のゴリゴリの正体
首の付け根のゴリゴリにはいくつか種類があります。
筋肉の場合
首の付け根のゴリゴリは、僧帽筋か肩甲挙筋という筋肉である場合があります。
僧帽筋も肩甲挙筋も肩こりで辛くなる筋肉です。
首の付け根のゴリゴリが僧帽筋か肩甲挙筋である場合には、筋肉がかなり凝った状態なので、マッサージなどで刺激すると肩こりや首こりが楽になります。
神経の場合
首の付け根には、肩甲背神経という神経が走行しています。
肩甲背神経は、肩甲挙筋や菱形筋という筋肉を支配しています。
肩甲背神経は、首の付け根でゴリゴリとした感触で触れることがあります。
肩甲背神経をゴリゴリと刺激すると、神経に炎症が起こり、揉み返しのような痛みが出ることがあります。
骨の場合
首の付け根のゴリゴリは、背骨の突起や、肩甲骨の先端であることがあります。
骨の場合にはいくらゴリゴリと刺激しても緩むことがありません。
首の付け根のゴリゴリを刺激する時の注意点
以上のように、首の付け根のゴリゴリは、筋肉である場合・神経である場合・骨である場合があります。
この中で注意が必要なのが、神経である場合と骨である場合です。
筋肉である場合には、刺激をすることで筋肉が緩み首凝りや肩こりが楽になります。
神経や骨である場合には、いくらゴリゴリしているからといって、マッサージなどで刺激をすると逆に痛くなることがあります。
首の付け根の揉み返しの多くが、筋肉ではなく、神経や骨を筋肉のコリと勘違いして刺激してしまった結果起こります。
ですから、首の付け根のゴリゴリに関しましては、自分で刺激することは避けて、筋肉なのか・神経なのか・骨なのかをしっかりと触り分けられる人に刺激してもらうことが大切です。
首の付け根のゴリゴリは、むやみに刺激しない方が良いんですね。
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