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猫背になる原因とは?姿勢を改善するためのヒント

猫背になる原因とは?

なぜ人は猫背になってしまうのか?

それは、猫背になってしまう環境と、猫背になってしまう体の機能の問題があるからです。

院長

猫背になる原因は、環境と体の機能の両面から考えるとホントのことが分りやすくなります。

この記事では、猫背になる原因をご説明し、少しでもあなたの猫背改善のヒントになれればと思います。

目次

猫背になる原因

猫背になる原因は、スマホの使い過ぎやデスクワーク、運動不足や筋力不足と言われます。

これらの原因は、環境的な原因と、体の機能的な原因に分けられます。

環境的な原因と体の機能的な原因

環境的な原因

環境的な原因は、スマホの使い過ぎやデスクワークなどに代表されるように、長時間猫背の姿勢でいなければいけないという環境の原因です。

ゲームのやりすぎや、長時間の車の運転等も環境的な原因です。

体の機能的な原因

体の機能的な原因は、筋肉や関節が硬くなり猫背の姿勢で固定してしまう体の機能の原因です。

運動不足や筋力不足、体が硬いといった原因です。

環境的な原因

現代の日本の生活は、猫背になりやすい環境です。

猫背になりやすい環境というのは、座る姿勢になることが多い環境ということです。

A子さん

座る時間が長いと猫背になりやすいんですか?

院長

はい、特に座って何かの作業をする時に猫背になりやすいです。

作業をする時は、手を前に出して行いますので、頭が前に出て、肩が内側に巻きこみ、背中が丸くなります。

この姿勢での作業時間が長ければ長いほど、その姿勢で体が固まりやすくなります。

A子さん

確かに座って何かする時は、猫背の姿勢になりますね。

最近では、立ってデスクワークが出来る机がありますが、座っているより、立ちながらの方が猫背になりにくいんですね。

デスクワークや車の運転、スマホの使用、ゲーム、読書、勉強などなど、日本の生活のほとんどは、座って何か作業することに埋め尽くされています。

ですから、環境的に、日本人は猫背になりやすいと言えます。

時代によって変わる猫背姿勢

猫背の姿勢は時代によって変わってきました。

なぜかと言えば、その時代によって、生活様式が変わってきたからです。

一昔前までは、日本では農作業が中心でしたので、この時代の猫背は腰から折りたたむようにして丸くなる猫背でした。

ですが、最近では腰から丸くなっている方はほどんどいなくなりました。

そして、現代では、座って何かを見たり、手を動かす作業が中心なので、肩甲骨の間から首の付けねの辺りが丸くなる猫背に変化してきています。

猫背姿勢は、人間が環境に適応した姿勢とも言えますね。

体の機能的な原因

体の機能的な原因というのは、筋肉が硬い・関節が硬い・神経の伝達が悪い・血液の循環が悪いといった、体の機能が悪くなって、猫背の姿勢に固定してしまうということです。

体の機能が悪くなってしまう原因は、運動不足や筋力不足、そして栄養バランスの悪さやストレスなどです。

A子さん

体の機能が悪くなると猫背になるんですか?

院長

はい、そうです。

例えば、心や体の調子が悪くなった時には、人は猫背の姿勢になります。

また、歳をとってくると、段々と背筋が伸びてきて胸を張る姿勢になるといったことはなく、やはり段々と猫背の状態になってきます。

A子さん

確かに、調子が悪くなったり、歳をとって体の機能が落ちてくると猫背になっていきますね。

環境的な原因と同様に、現代の日本では座る作業が多いために、運動不足になりがちで、特に足や背筋が弱くなる傾向があります。

ですから、体の機能的な原因の面から考えても、日本人は猫背になりやすいと言えます。

猫背は重量に負けている姿

人間は、直立二足歩行を可能にした動物です。

地球上で、直立するということは、重力にあらがっているということでもあります。

この観点から考えると、猫背の姿勢というのは、直立から遠ざかる姿勢であり、重力に負けている姿勢とも言えます。

ですから、重力に勝ち、良い姿勢でいるためには、重力にあらがえるだけの体の機能が必要になります。

猫背は環境的な原因と体の機能的な原因の掛け合わせ

猫背になってしまう原因は、環境的な原因と体の機能的な原因の掛け合わせで決まります。

院長

例えば、環境的な原因が少なければ、ある程度体の機能が悪くなっていても猫背にはなりませんし、逆に環境的な原因が多くても、体の機能が良ければ、猫背になりません。

A子さん

なるほど、同じデスクワークの人でも、体の機能が悪い人は猫背になって、体の機能が良い人は猫背にならないということですね。

環境的な原因・体の機能的な原因一覧

環境的な原因

デスクワーク・ゲーム・読書・スマホの使用・パソコンの使用・車の運転・勉強・テレビの視聴等

体の機能的な原因

筋肉の硬さ・関節の硬さ・神経伝達の悪さ・血液リンパの循環の悪さ・自律神経の働きの悪さ・筋力の弱さ等々

猫背の改善は環境的な原因を減らして体の機能を良くすること

猫背を改善するには、環境的な原因を減らすこと・体の機能を良くすることが必要になります。

そして、自分にはどの原因が関係するかを知ることも必要です。

院長

まずは、自分の猫背の原因が、環境的な原因が多いのか、体の機能的な原因が多いのかを知ることから始めましょう。

A子さん

環境的な原因が多ければ、なるべく猫背でいないようにすれば良いんですね。

院長

お仕事などで、どうしても環境的な原因を減らすことが出来ない人は、体の機能を環境的な原因に負けないくらい高めることで、猫背が改善します。

A子さん

なるほど、環境を変えられない人は、体の機能を良くすることで猫背を改善出来るんですね。

体の機能を良くするには?

体の機能を良くする方法は、自分で行う場合には、筋トレや運動やストレッチなどが良いです。

また、整骨院や整体、トレーニングなどで体の機能を良くする方法もあります。

自分に合った方法を探して、猫背を改善しましょう。

整体による猫背矯正

整体で行う猫背矯正は、体の機能を高めることをします。

体の機能的な原因を解決するアプローチです。

自分では体のどの機能が悪くなっているのかわからない時や、どのように体の機能を高めれば良いかわからない時には、整体の猫背矯正が有効です。

整体の猫背矯正についてはこちら

猫背原因まとめ

猫背になる原因

環境的な原因と体の機能的な原因がある

環境的な原因

デスクワーク・車の運転・スマホの使用・パソコンの使用・ゲーム・テレビの視聴などなど

体の機能的な原因

筋肉の硬さ・関節の硬さ・神経伝達の悪さ・血液リンパの循環の悪さ・自律神経の働きの悪さなどなど

猫背は環境的な原因×体の機能的な原因で決まる

環境的な原因と体の機能的な原因の掛け合わせで猫背になるかどうかが決まる

環境的な原因を減らして体の機能を高めると猫背が改善する

猫背を改善するには、自分の猫背の原因を知り、環境的な原因を減らし、体の機能を高めることが必要

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