ギックリ腰というのは、急になるように思えますが、実は予兆や前兆があります。
ですから、予兆や前兆の段階で対処を行えば、事前にギックリ腰を予防することも出来ます。
この記事では、ギックリ腰の予兆・前兆についてご説明します。
ギックリ腰の予兆・前兆とは?
ギックリ腰とは?
ギックリ腰というのは、急性腰痛と呼ばれる腰痛です。
急に腰が痛くなり動けなくなる腰痛で、医学的には原因や病態が良く分かっていません。
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ギックリ腰になるのは元々体の機能が悪いから
ギックリ腰というのは、急に痛くなりますが、実際にはもっと前から体の機能が悪くなっています。
特に仙腸関節と呼ばれる骨盤にある関節の動きが悪くなっています。
ですから、ギックリ腰になる前に予兆や前兆があります。
ギックリ腰の予兆・前兆
基本的にギックリ腰は、骨盤の仙腸関節の動きが悪くなることで起こるために、予兆・前兆も仙腸関節の動きが悪くなった時に起こる症状になります。
腰が伸ばし辛くなる
ギックリ腰になる前には、腰が伸ばし辛くなります。
特に、長時間座った後に立ち上がろうとすると、腰が伸び辛く感じます。
仙腸関節の動きが悪くなると、腰の曲げ伸ばしがスムーズではなくなります。
ふくらはぎがつりやすくなる
ギックリ腰になる前に、ふくらはぎがよくつったという話は良く聞きます。
ふくらはぎがつりやすい状態というのは、血流が悪い・下肢の筋肉の緊張が強い・神経が過敏になっているといった状態です。
ですから、ふくらはぎがつりやすい時には、骨盤や股関節の辺りで何かしらの機能の異常がある可能性があります。
ギックリ腰だけでなく、その他の異常が起こらないように、腰から下肢にかけての機能を改善しましょう。
ふくらはぎがつりやすくなる原因はこの他にもたくさんあります。
腰が抜けるような感じがする
ギックリ腰になる前には、腰が抜けるような感じがして、腰を伸ばせない状態になることがあります。
腰が抜ける感じがする時には、仙骨と腰の骨の間の腰仙関節が上手く動いていない時です。
腰仙関節の動きが悪くなると、骨盤の上に上半身が上手く乗らなくなってしまうため、腰が抜けるような感じがします。
腰が抜ける感じの時には、仙腸関節の機能がかなり悪くなっていますので、注意が必要です。
下肢がだるい感じがする
ギックリ腰の前には、骨盤~下肢にかけての血液の流れが悪くなっていることが多いです。
そうした時には、骨盤~下肢に十分な酸素が送られず、下肢がだるい感じがします。
足を組みたくなる
ギックリ腰の前には、仙腸関節の動きが悪くなっているため、足を組みたくなります。
仙腸関節は左右にあるため、片方の仙腸関節の動きが悪くなると、バランスをとるために足を組みたくなります。
立っている時に片足荷重をしたくなる
足を組みたくなるのと同様に、立っている時には、片足荷重をしたくなります。
ギックリ腰を予防するためには?
ギックリ腰を予防するためには、普段から仙腸関節の機能を良い状態に保っておく必要があります。
セルフケアを行う場合には、股関節のストレッチを良くしましょう。
また、上記したような予兆・前兆がある場合には、整体院や整骨院に行き、機能の異常を回復しましょう。
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