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スポーツ障害に対して整体は効果があるのか?

スポーツ障害に対して整体は効果があるのか?

スポーツ障害に悩まれている方は大変多く、パフォーマンスの低下だけではなく、モチベーションの低下も起こるため、時に悩みは深刻になります。

そして、スポーツ障害というのは、一度起こると慢性化しやすいため、適切な対処が必要になります。

院長

色々な対処法の中で、整体は効果的なのですが、どのような効果があるのかがあまり知られていません。

この記事では、スポーツ障害に対する整体の効果についてご説明します。

目次

スポーツ障害とは

スポーツというのは、ある特定の動作を多く行います。

野球であれば投げる、サッカーであれば蹴る、バレーボールであればジャンプする等です。

ある特定の動作を多く行うということは、体の特定の部分に負担がかかるということです。

スポーツ障害というのは、ある特定の動作が繰り返されることにより、負担のかかる体の部分に障害が起こることを言います。

スポーツ外傷との違い

スポーツ外傷というのは、スポーツをしている時に起こった怪我のことを言います。

スポーツ外傷は、瞬間的に大きな力が体にかかることで起こります。

一方で、スポーツ障害は、同じ動作の繰り返しによって、段々と体に負担がかかることで起こります。

スポーツ障害に対する整体の効果

スポーツ障害の原因

スポーツ障害の原因は、整体的に考えると、体の機能障害が原因です。

体の機能障害というのは、筋肉が硬くなっていたり、関節の動きが悪くなっていたり、神経の伝達が悪くなっているといった、体の機能が十分でない状態のことです。

スポーツ障害になる方は、スポーツする中で体のどこかの機能が悪くなっていたり、スポーツをする前から体のどこかの機能が悪くなっています。

院長

体の機能障害に加えて、オーバーワークをしていたり、フォームが悪かったりすることも原因になります。

スポーツ障害の改善には体の機能回復が必要

スポーツ障害の改善には、体の機能の回復が必要になります。

野球の肩の障害であれば、手首・肘・肩・肩甲骨・肋骨・胸椎が少なくとも正常に動いている必要があります。

バレーボールの膝の障害であれば、足首、膝、股関節、骨盤、腰椎の関節が正常に動いている必要があります。

また、関節の他にも、筋肉や神経の滑走性が悪くなっていたり、筋肉が過緊張していることもスポーツ障害の原因になるために、こういった機能障害も回復させる必要があります。

院長

スポーツ外傷であれば、怪我の回復が必要です。

ですが、スポーツ障害の場合には、原因となっている機能障害が回復すれば、スポーツ障害は改善します。

整体では体の機能を回復させることでスポーツ障害を改善する

整体で行うのは、体の機能の回復です。

ですから、体の機能障害が主な原因であるスポーツ障害を改善するには効果的です。

院長

スポーツ外傷のように、炎症性の疾患や組織の変化が起こっている疾患に対しましては、整体よりも整形外科で対処を行った方が良いです。

整体で行う体の機能回復

整体では何を行っているのかというと、簡単に言うと体の機能を回復させることを行っています。

動きの悪くなっている関節の動きを正常に動くようにしたり、神経や筋肉の滑走性を回復させたりします。

整体というと、バキボキと関節を矯正したり、何やら怪しいことをしているというイメージがありますが、全ては、体の機能の異常を回復させるための手技を行っています。

整体で行っている機能障害の回復というのは計測が難しいため、医療では必要なエビデンス(科学的な根拠)がないと言われることがありますが、それは医療では機能障害の回復が難しい原因にもなっています。

整体では、科学的な計測は難しいですが、施術者が一人一人の体の機能の状態を把握して、機能改善へと導きます。

病院やリハビリで改善がみられないスポーツ障害

スポーツ障害で病院やリハビリに通っても、改善がみられないという方がいらっしゃいます。

そういった場合には、体のどこかの機能異常が残ってしまっている可能性があります。

なぜ機能障害残ってしまうのかというと、医療では体の機能障害を扱っていないからです。

医療で行っているのは、器質的な疾患です。

器質的な疾患というのは、目に見える組織の変化があったり、検査で数値的に異常を把握できる疾患です。

ですから、病院では、目に見える組織変化がなかったり、検査で数値の異常のみられない機能障害は、見逃されることが多いです。

院長

機能障害の中には、筋肉や靭帯などの組織の損傷が起こっていることがあり、そういった場合には、まずはしっかりと組織の損傷を改善させる必要があります。

その上で、体の機能異常を回復させると、スポーツ障害が改善します。

慢性化してしまったスポーツ障害

スポーツ障害は、慢性化しやすいです。

なぜかというと、スポーツ障害の原因になっている体の機能異常が回復しないままになっているからです。

スポーツ障害になった時には、慢性化や再発を防ぐためにも、原因になっている体の機能異常をしっかり回復させましょう。

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