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整体に通うベストな頻度は?目的に合わせた最適な通院ペースを解説します

整体に通うベストな頻度は?目的に合わせた最適な通院ペースを解説します

整体院に行こうと思った時に心配なのが、どのくらいの頻度で通うのが良いかということです。

また、今整体院に通っているけど、自分の通院ペースが最適なのか疑問に思っている方もいらっしゃると思います。

そういった方の為に、この記事では整体に通う最適な頻度について、整体師である私個人の意見にはなりますが、ご説明します。

目次

整体に通う最適な頻度とは

まずは、整体に通う最適な頻度を整体師がどのように決めているのかをご説明します。

はじめは整体師にも最適な頻度はわからない

整体院には、様々な症状の方がご来院されます。

そして、症状を改善していくための計画を立てるわけですが、初めて施術をする段階では、その方が整体院に通う最適な頻度はわかりません。

A子さん

なぜ最適な頻度がわからないんですか?

院長

最適な通院頻度は、症状を改善するのに最も適した頻度です。

ですが、初めての施術をした段階では、経過がどのように推移していくのかわかりません。

それは、症状が様々であるということもそうですが、その方がどのような生活習慣であるのかがわからないからです。

A子さん

なるほど、確かにどんな仕事をしているのか、どんな風に生活しているのかによって、改善の度合いが変わりますもんね。

通院に最適な頻度というのは、数回施術をする中で、どのくらいの頻度だと良く改善していくのかを確かめた後でないと、決めることが出来ないことです。

施術効果を積み重ねられる頻度を計画する

症状を改善するためには、施術の効果を積み重ねていく必要があります。

つまりは、段々と体の機能を良くしていく必要があります。

そのためには、次回ご来院頂く時までの間に、施術効果を保っていただく必要があります。

院長

はじめの数回の施術は、どのくらい施術効果が保たれるかわからないので、通院頻度は多く計画します。

A子さん

施術効果が保たれないと、前回の施術が無駄になってしまいますもんね。

施術を繰り返すと最適な頻度がわかってくる

複数回施術を繰り返す中で、その方にとって最適な通院頻度が分かってきます。

最適な通院頻度が分れば、後は改善具合に応じて、施術の頻度を減らしていくことが出来ます。

A子さん

整体師の方も、はじめは通う頻度がわからないから、念のため頻度を多く計画するんですね。

そして、最適な通院頻度がわかれば、段々と頻度を減らしていくんですね。

院長

症状によっては、ある程度最適な通院頻度が分かるものもあります。

ですが、多くの症状は、複数回施術を繰り返す中で、その方にとって最適な施術頻度を見つけていきます。

目的に合わせた最適な通院ペース

整体院に通う目的を大きく二つに分けると、症状改善とメンテナンスになります。

症状改善が目的

症状改善が目的の場合には、症状や状態に応じて、週に1回~3回程度の通院ペースになります。

慢性症状の場合

慢性症状というのは、急になった症状でなくて、一か月~数年症状が続いている状態です。

慢性症状の場合には、経過が長い為、体の機能が悪くなっている部分が全身にあります。

ですから、施術の期間が長くなります。

多くの場合には、週に1、2回の通院ペースが良いです。

院長

週に1回と、2回の違いは、重症度の違いです。
より重症であれば、施術の頻度は多い方が良いです。

また、腱鞘炎やばね指など、日常生活での使い過ぎが原因になっている場合にも、施術の頻度は多い方が良いです。

A子さん

慢性症状は施術の期間が長くなるということですが、実際にどのくらいの期間ですか?

院長

慢性症状を本当の意味で良くするには、三ヶ月以上かかります。

また、重症の五十肩等の炎症が原因で組織が変化してしまった症状は、半年以上かかります。

A子さん

慢性症状を本当に良くするには、長い期間が必要なんですね。

症状の重症度の違いとは?

症状の重症度の違いというのは、体の機能の悪さがどのくらいあるかの違いです。

ある症状が起こる前には、体の機能が悪くなっています。
そして、重症であればあるほど、体の機能の悪さは全身に広がります。

特に肩や手、首の症状であれば、体の機能の悪さは、腰や足にもありますので、より重症であると言えます。

体の機能の悪さは、自分では悪くなっていることに気が付き辛いので、症状の重症度を判断するのは難しいです。

急性症状の場合

急性症状というのは、ギックリ腰のような、症状が起こって数日~2週間程度の症状です。

急性症状の場合には、週に2回~3回程度の施術をすると、施術期間も短く早く良くなります。

院長

急性症状の場合には、慢性症状とは違って、体の機能の悪さが全身に及んでいないことがあります。

そういった場合には、短期間に頻度の多い施術をすることで、施術期間が短く、早く症状を良くすることが出来ます。

〇急性症状の注意点

急性の症状の場合の多くは、炎症が原因になっていることが多いです。
そういった場合には、整体院よりもまず病院に行き診察を受けることが大切です。

また、急性症状でも、実際には経過が長いこともあり、長い施術期間が必要な場合もあります。

メンテナンスが目的

メンテナンスというのは、体の機能が良くなった状態を保つことが目的の通院です。

体の機能が良い状態が保たれる期間は、しっかりと体の機能が良くなっていれば、3ヶ月程度は保たれます。

ですから、生活習慣もよく、自分でセルフケア等をしている方であれば、3ヶ月に一回のメンテナンス通院になります。

ですが、現代の日本の生活は、どうしても体の機能が悪くなってしまう生活習慣が多い為、メンテナンスが目的の場合には、月に1回~2回の通院ペースが良いです。

院長

一度体の機能が悪くなってしまうと、再度体の機能を良くするのには、また時間がかかってしまいます。

ですから、自分の身体の管理が難しい方は、月に1回~2回のメンテナンスの通院が良いです。

A子さん

自分で気をつけていれば、メンテナンス通院は必要ないんですか?

院長

はい、必要ありません。

体の機能を良くすることが出来る手段は、整体以外にもたくさんあります。

例えば、ストレッチや筋トレやヨガや運動などです。

大切なのは、体の機能を良い状態に維持することです。

整体をその手段に選んで頂いた方は、メンテナンス通院で、体の機能を維持して頂ければと思います。

整体師が提案する通院ペースが難しい方

仕事等の都合の為に、整体師が提案する通院ペースが難しいことがあります。
そういった時には、なるべく施術効果が保たれるように、セルフケア等をして頂ければ大丈夫です。

体の機能を良くすることは、本来であれば整体でなくても出来ます。
ですが、どこの体の機能が悪くなっているかが、自分ではわからないため、自分では対処が難しくなっています。

整体師が指導させて頂くセルフケアは、その方の体の機能が悪くなっている部分にピンポイントで効果が出るケアになります。

そういったセルフケアをすることで、ある程度通院頻度が少なくなっても、症状を改善させることが出来ます。

整体頻度まとめ

整体に通う最適な頻度について

・最適な通院頻度は、施術効果を保ちながら症状を改善していくことが出来る通院頻度です。

・最適な通院頻度は、施術を繰り返す中で段々を分かってきます。

目的に合わせた通院ペース

・慢性症状であれば、重症度に合わせて週に1、2回の通院ペースが良いです。

・急性症状であれば、週に2、3回の通院ペースで、早期に症状を改善させるのが良いです。

・メンテナンスの通院は、自分で体の管理が難しい場合には、月に1、2回の通院ペースが良いです。

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