3月は通常営業。日曜日・月曜日が定休日。

腰痛の知られざる原因とは?痛み方からわかるチェック方法を教えます

腰痛の知られざる原因とは?痛み方からわかるチェック方法を教えます

腰痛は国民病ともいわれるくらい、多くの方が悩んでいます。

なぜ、そんなにも多くの方が悩んでいるのかというと、原因が沢山あるからです。

A子さん

腰が痛い原因は沢山あるんですね。

院長

はい、同じ腰痛といわれていても、人によって原因になっている部分であったり、痛みが出ているメカニズムが違います。

腰痛を改善するには、まず原因をしっかり把握することが大切になります。

この記事では、沢山ある腰痛の原因と、簡単な腰痛のチェック方法をお伝えします

目次

腰痛とは

腰痛というのは、腰の部分に出る痛みや不快感を総称したものです。

総称したものなので、細かく見ていくと、原因がそれぞれ違います。

院長

腰には、筋肉や背骨があり、多くの神経が集まっている場所でもあります。
また、内臓とも近く、自律神経の影響も受けやすい場所です。

腰痛の原因について

腰痛の原因は、いくつかの視点からみることが出来ます。

ここでは、「体のどこの部分が腰痛の原因なのか?」「どんな生活習慣が腰痛の原因になるのか?」という二つの視点から、腰痛の原因を考えていきます。

体のどこの部分が腰痛の原因なのか?

筋肉が原因

腰痛の原因で、比較的多いのが、筋肉です。

  • 筋肉の疲労
  • 筋肉痛
  • 筋肉が硬くなる

腰の筋肉にこういったことが起こると、腰痛になります。

院長

腰の筋肉といっても、何種類もあり、それが何層にも重なっているので、どの筋肉に原因があるのか?を特定することが大切です。

背骨が原因

腰痛で次に多いのが、背骨が原因である場合です。

  • 背骨の関節の動きが悪い
  • 背骨に変形がある
  • 圧迫骨折を起こしている

背骨にこういったことが起こると、腰痛になります。

圧迫骨折とは

圧迫骨折というのは、骨粗鬆症などが原因で骨が脆くなっている方に起こる背骨の骨折です。

高齢者に多く、尻餅などがキッカケになります。

また、高齢者の方で、急に背が低くなった・急に背中が丸くなった、といったことがある場合にも圧迫骨折が疑われます。

神経が原因

腰には背骨があり、背骨の中には神経の束である脊髄が通っています。

ですから、何らかの影響で、腰の神経が引っ張られたり、圧迫されたり、損傷したりすると、腰痛になります。

院長

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがあります。

内臓が原因

腰は、内臓の影響も受けます。

内臓を包んでいる膜の影響であったり、神経的なつながりによる影響があります。

精神的ストレスが原因

腰痛は、精神的なストレスが原因であることがあります。

特に「怒り」の感情が腰痛を引き起こすと言っている方もいらっしゃいます。

精神的なストレスは、自律神経に影響し、血液の流れを悪くします。

その結果、腰の筋肉や神経が酸欠状態となり、痛みが出ます。

どんな生活習慣が腰痛の原因になるのか?

腰痛は、怪我などが原因のこともありますが、多くは生活習慣が原因になっています。

座る姿勢

腰痛の原因で一番多いのが、座り方の悪さです。

特に、仙骨座りと呼ばれる背中を丸めて尾骨が座面についてしまう座り方をするのはやめましょう。

A子さん

仙骨座りはなぜダメなんですか?

院長

仙骨座りをすると、背骨が伸ばし辛くなってしまいます。
そして、骨盤と背骨のつなぎめの部分に負担がかかります。

また、尾骨を圧迫してしまうと、自律神経の働きに影響があるといわれています。

座り方に気をつけていても、長時間座っていると、腰に多大な負担がかかります。

理想的には、30分に一度は立ち上がると良いです。

いずれにせよ、座ること自体が腰には負担です。

運動不足

腰痛だけに限りませんが、現代人にとって、運動不足が色々な症状の原因になっています。

運動不足というのは、言い換えると運動が偏っているということでもあります。

現代人の体の使い方は、非常に偏っていて、座る姿勢が多く、腕を挙げたり後ろに回したりする動きが不足しています。

ですから、運動不足の解消というのは、こういった普段はしない運動をするということです。

運動不足の注意点

運動不足と聞くと、じゃあジムで筋トレをしよう・ランニングをしようと考えます。

ですが、腰痛に関しての運動不足は、筋トレやランニングといった運動の不足ではありません。

不足している運動は、体を伸ばす動き・足を伸ばす動きです。

ですから、まずは体を伸ばしたり、足の筋肉をストレッチしたりしましょう。

腰痛改善のために、筋トレやランニングをするのであれば、そうしたことを十分にした後の方が良いです。

体重の増加

腰痛で病院に行くと、体重を減らしましょうといわれることがあります。

「そんなことを言われても…」「そんなことはわかっている!」と思われるかもしれませんが、整体の現場では、確かにダイエットをした後に、腰痛やその他の症状がなくなるといった状況に出会います。

体重が多い方でも腰痛でない方は沢山いらっしゃいますが、体重を減らすと腰痛が改善するということもありますので、なるべくなら体重は適正なところまで減らした方が良いです。

院長

体重の増加は、腰痛の直接的な原因ではありませんが、腰痛になりやすい状態を作ってしまいます。

A子さん

確かに、体重が多いと体に負担がかかりますね。

院長

はい、さらに姿勢が悪いと、腰には多大な負担がかかってしまいますので、気をつけましょう。

栄養面や水分の不足

ギックリ腰の方は、水分の不足があり、水をいつもより飲んだ方が良いといわれます。

また、その他の腰痛の方でも、水分や栄養面を改善することで、腰痛が良くなることがあります。

色々なことに気をつけていても腰痛が良くならない方は、栄養面や水分の不足に目を向けると良いです。

院長

偏った食事をしていたり、お酒を飲みすぎている方は、まずバランスの良い食事をすることから始めましょう。

腰痛の状態をから原因チェック

腰痛の状態から、どこに原因があるのかを考えてみましょう。

強い痛みやしびれがある場合や、いつもの腰痛と違う感じがする場合には、一度病院に行きましょう。

ギックリ腰

ギックリ腰というのは、急に痛くなる腰痛です。

ギックリ腰になった時というのは、多くの場合、その前からふくらはぎや腿の筋肉が硬くなっています。

考えられる原因
  • 筋肉の硬さ
  • 座る姿勢
  • 運動不足
  • 水分不足

動いて痛い腰痛

腰痛には、じっとしていれば痛くないけど、動いた時に痛い腰痛があります。

考えられる原因
  • 筋肉の硬さ
  • 背骨の関節
  • 体重の増加

小中学生で、スポーツや運動時に腰が痛む場合には、一度病院に行きましょう。

座りっぱなし・立ちっぱなしで痛い腰痛

ずーっと座っていたり、立っていると痛くなる腰痛があります。

考えられる原因
  • 筋肉の疲労
  • 背骨の問題
  • 神経の問題
  • 運動不足
院長

お仕事によって座る時間・立つ時間が長くなってしまう方も多いです。
そういった方は、仕事以外の時間で、なるべくお身体を良い状態に保ちましょう。

じっとしていても痛い腰痛

本来は楽な姿勢なはずなのに、腰が痛むことがあります。

強い痛みがある場合には、すぐに病院に行きましょう。

また、弱い痛みでも、長期間続く場合には、一度病院に行くことをお勧めします。

腰痛原因のまとめ

【腰痛の原因】

〇どこの部分が原因?

筋肉・背骨・神経・内臓・精神的ストレス

〇どんな生活習慣が原因?

座る姿勢・運動不足・体重の増加・栄養面や水分不足

【原因チェック】

〇ギックリ腰

筋肉の硬さ・座る姿勢・運動不足・水分不足

〇動いて痛い腰痛

筋肉の硬さ・背骨の関節・体重の増加

〇座りっぱなし・立ちっぱなしで痛い腰痛

筋肉の疲労・背骨の問題・神経の問題・運動不足

〇じっとしていても痛い腰痛

強い痛みや弱い痛みでも持続する場合には病院へ

腰痛でお困りならおゆみ野(鎌取)のいまい整体院へ

院長

いまい整体院の腰痛についての施術方法や考え方についてご説明しています。

目次