この記事は、千葉市緑区おゆみ野のいまい整体院の院長が、手首の痛みにお悩みの方に向けて書いた記事です。
院長手首の痛みに関しましては、腱鞘炎など炎症が疑われる場合でも、整体で解決が出来ることが多い症状です。
産後の腱鞘炎に関しましてはこちら


手首の痛みの原因
手首の痛みに関しましては、ドケルバン病(親指側の腱鞘炎)・TFCC損傷・キーンベック病・小指側の腱鞘炎・手根管症候群など、西洋医学的には色々な分類がされています。



一度整形外科に行くことはお勧めしますが、保存療法や
経過観察を提案されることが多いです。
手首の痛みに関しましては、病院で保存療法や経過観察を提案された場合には、早めに整体やその他の手技療法で対処することをお勧めします。
※手首の痛みは、他の症状に比べて、悪化してしまったり慢性化してしまったりすることが多いため、早めの対処をお勧めしています。
整形外科で手首の痛みに関して、保存療法や経過観察を提案されることが多いのは、西洋医学の診断体系と、手首の痛みの原因とが一致しない為と考えています。



実際に整体的な観点で手首の痛みの原因をみて、施術を行うと、痛みがとれることがほとんどなので、手首の痛みに関しては、整体的な診方の方が良いのではないかと日々感じています。
整体的な診方では、外傷や骨折などは判断できない為、外傷や骨折などが疑われる場合には、すぐに整形外科に行きましょう。
親指側
親指側の手首の痛みの原因は、腰仙関節と肋椎関節の関節機能障害と、肩の関節が内旋出来なくなっていることが原因であることがほとんどです。



関節機能障害というのは、整体的な診方で、関節がズレていたり動きが悪くなっていることです。
腰仙関節という骨盤と背骨の間の関節と、肋椎関節という肋骨と背骨の間の関節の機能障害が、半分以上の原因になっていることがほとんどです。
そして、親指側の手首の痛みの場合には、肩の関節が内旋(内側に回る)出来なくなっていることが大きな原因になってます。
腰仙関節と肋椎関節の関節機能障害と肩関節の内旋障害を解消すると8割程度手首の痛みが解消されます。
残りの原因は、背骨・肘・手首・手・指の関節のどこかにある関節機能障害です。
小指側
小指側の手首の痛みの場合には、腰仙関節・肋椎関節の他に、肩の関節が外旋(外に回る)できなくなっていることが原因です。
ひねると痛い
手首の痛みの中で、ドアノブや雑巾絞りなど、手首をひねると痛いことがあります。
この場合には、腰仙関節や肋椎関節の他に、肘の関節の機能障害が原因であることが多いです。
腱鞘炎
腱鞘炎に関しましては、病院で腱鞘炎と診断されていても、整体で対処が可能なことが多いです。



本来炎症性の疾患は整体では対処が出来ないのですが、整体で痛みが解消されることが多いので、本当は炎症性ではない腱鞘炎が多いのかもしれません。
手首の痛みに対する整体
手首の痛みに関しましては、上記しましたように、腰仙関節・肋椎関節の機能障害が大きな原因になっていますので、はじめにこれらの関節に整体を行います。



痛みが残るようであれば、肩の関節や背骨の関節機能障害を解消していきます。
手首の痛みには、腫れや浮腫みなどが伴うことも多いですが、関節の機能障害を解消していくと、腫れや浮腫みが引いていきます。
おそらく、関節の機能障害が、血液やリンパの循環障害の原因になっているのだと思います。
