この記事は、千葉市緑区おゆみ野にあるいまい整体院の「椎間板ヘルニア」のページです。

椎間板ヘルニアと病院で言われたけれど、痛みやしびれが取れずにお悩みの方に向けて、私が記事を書いています。
椎間板ヘルニアは、整形外科で対処すべき病態と、整体など手技療法が適応の場合とがあります。
整形外科で対処すべき椎間板ヘルニアは、痛みやしびれが出て2週間程の急性期の椎間板ヘルニアや、感覚の異常(触られた感じが変)や筋力の低下や筋肉の萎縮、排尿障害などがある椎間板ヘルニアです。
整形外科で対処するべき椎間板ヘルニアでない場合には、整体で対処が出来ますので、このまま記事をお読みください。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアというのは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が飛び出し、神経を圧迫している状態のことを言います。



ヘルニアというのは、体の臓器などが本来ある場所から飛び出すことを言います。
一般的には、椎間板ヘルニアがあると、腰痛や臀部下肢に痛みやしびれを引き起こすとされていますが、実際にはそういったことは少なく、単に椎間板が脱出して神経を圧迫している状態のことを指します。
ほとんどの椎間板ヘルニアは痛みやしびれとは無関係
椎間板ヘルニアは、あくまで椎間板が脱出し神経を圧迫している状態のことを言います。



そして、実際には、椎間板ヘルニアがあっても症状がない方も沢山います。
つまり、椎間板ヘルニアが痛みやしびれの原因でないことが沢山あるということです。
最近では、整形外科でも椎間板ヘルニアがあるだけでは、手術は行わなくなりました。



では、お尻や足の痛みやしびれの原因は何なんですか?



多くの方のお尻や足の痛みやしびれの原因は、関節・筋肉・神経の機能異常にあります。
関節・筋肉・神経の機能異常というのは、関節のズレや動きの悪さ、筋力の低下、神経の滑走不全など、機能面での異常のことを言います。
機能異常であれば、整体やその他の手技療法、鍼灸、リハビリで対処が可能になります。
整形外科で対処するべき椎間板ヘルニア
ほとんどの椎間板ヘルニアは、痛みやしびれとは無関係ですが、椎間板ヘルニアが原因になっている痛みやしびれも当然ながらあります。



椎間板ヘルニアが痛みやしびれの原因になっている場合には、緊急性が高く、すぐに整形外科を受診する必要があります。
〇すぐに整形外科に行った方が良い椎間板ヘルニア
・排尿障害がある
・急に痛みやしびれがお尻や足に出た(急性期で炎症が起こっている可能性)
・感覚の異常(触られた感じがおかしい)
・筋力の低下(痛みが原因ではなく力が入らない)
・筋肉が萎縮している
上記のような兆候がある場合には、すぐに整形外科に行く必要があります。
整体で対処可能な椎間板ヘルニア
整体で対処可能な椎間板ヘルニアは、椎間板ヘルニアがあっても、実際には椎間板ヘルニアが原因ではない痛みやしびれです。



腰痛や臀部、下肢の痛みやしびれの原因は、ほとんどが椎間板ヘルニアが原因ではありません。
いままで、整形外科で椎間板ヘルニアが原因と言われた方で、「すぐに整形外科に行った方がよい椎間板ヘルニア」の兆候がない方の腰痛、臀部、下肢の痛みやしびれは、整体で対処が可能でした。
いまい整体院における椎間板ヘルニアに対する整体
椎間板ヘルニアがある方を診る際に重要なことは、椎間板ヘルニアが原因で痛みやしびれが出ているか?そうではないのか?を判断することです。



過去には、椎間板ヘルニアの急性期の方や、足に力が入らず足首が動かせなくなった方がご来院されたことがありますが、すぐに整形外科に行くように言いました。
椎間板ヘルニアが原因ではないと判断できれば、多くの方は関節の機能異常を取り除くと、腰痛や臀部、下肢の痛みやしびれが解決します。
関節の機能異常を取り除いても症状が残る場合には、神経や筋肉の機能障害を疑い、順番に機能異常を取り除いていきます。