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五十肩に対するいまい整体院の取り組み

五十肩の整体による治癒までの道のり【いまい整体院における研究と成果】

いまい整体院における五十肩に関する研究と成果をご報告します。

目次

五十肩とは

五十肩には炎症が関与します。

そして、炎症が治まり、肩の傷が治っていく過程で、肩の関節の可動域制限が起こっていく症状のことを言います。

院長

炎症が起こっていなければ五十肩ではありません。

肩の痛みには様々な種類があり、五十肩はその中の一つにすぎません。
ですから、まずは本当に五十肩なのかをしっかりと鑑別することが大切です。

五十肩の経過

五十肩の経過には大きく分けて3つの病期があります。

炎症が起こる時期

五十肩は何らかの原因で、肩に炎症が起こることから始まります。

肩に痛みを感じます。

院長

肩の痛みの原因は様々ありますので、整形外科の画像診断を受け、痛みの原因をハッキリさせることが重要になります。

この時期は、関節拘縮は起こっていませんが、炎症による痛みのため、肩の関節を動かせなくなります。

肩の関節可動域制限が起こる時期

炎症が治まってくると、今度は肩の組織が変性し、関節可動域制限が起こってきます。

この時期は炎症が治まってくるため、安静時痛や夜間痛は治まってきます。

ですが、肩の関節が動かし辛くなり、可動域の限界付近では痛みが伴います。

院長

痛みだけでなく、肩周囲の神経や血管の障害によって、だるさやしびれを訴える方も多いです。

肩の関節可動域が改善していく時期

肩の組織の修復が終わると、肩の可動域制限が改善していきます。

院長

いまい整体院では、肩の可動域制限は肩の組織の修復に必要だから起こっていると考えています。

肩の関節というのは、動く範囲が広いため、一度傷つくと動いてしまうため修復が困難で、適切に治癒させるためには、一度肩の関節を動かなくする必要があるのだと、いまい整体院では考えています。

肩の組織が修復されると、肩の可動域制限は自然を緩んできます。

五十肩に対する整体の重要性

五十肩は1年くらいすると自然に治るというお話をよく聞きます。

ですが、私が臨床の現場で出会う方を見ていると、それは大きな誤解なのだと思います。

確かに、五十肩は適切に管理すると1年くらいの期間で自然と治るのですが、難しいのは適切に五十肩を経過させることです。

院長

ほとんどの五十肩の患者さんは、適切な時期に適切な対処が出来ずに、五十肩を悪化させてしまいます。

適切な時期に適切な対処をしないと五十肩は、炎症が長引き、関節可動域制限が改善されません。

そして、本来であれば半年から1年で治るはずの五十肩が、1年以上治らなかったり、痛みはなくなっても関節可動域制限が残ったりしてしまいます。

ですから、五十肩に関しましては、何らかの手段による管理が必要であるといまい整体院では考えています。

院長

私は整体で五十肩に対処しますが、整形外科やリハビリといった手段も重要です。

五十肩は適切に病態を管理することが重要

肩が痛くなった時に大切なことは、まず整形外科に行くことです。

肩の疾患におきましては、整形外科での診断が絶対に必要です。

院長

五十肩であると分かれば、整体での対処が出来ると判断できます。

炎症の時期の管理

炎症が起こっている時には、整形外科での注射や薬物療法が必要です。

院長

炎症を早期に治められれば、次に来る関節可動域制限の時期も短くなります。

整体では、炎症に伴って起こる筋緊張を緩和したり、肩の関節以外の関節の治療を行います。

関節可動域制限が起こり始めた時期の管理

炎症が治まってくると、肩の関節可動域が制限されはじめます。

院長

この時に、関節可動域を拡げようとして、関節運動をして逆に悪化させてしまう人が多いです。

この時期に大切なことは、しっかりと関節可動域制限を起こさせることです。

この時期に起こる関節可動域制限は、皮膚の傷の治癒におけるカサブタのようなもので、肩の組織の炎症を治め、組織を修復するために必要であるから起こってくるといまい整体院では考えています。

関節可動域制限の強さは、炎症の強さや組織の損傷の程度と比例していて、炎症や損傷が軽ければ一か月程度、重症であれば三ヶ月程度続きます。

院長

関節が硬くなりきると、炎症が治まり組織の損傷が修復されはじめるので、関節を動かさなければ痛くない状態になってきます。

関節可動域制限が解消されてきた時期の管理

五十肩は適切に対処すると、長くて半年程度で関節可動域制限が解消される時期が訪れます。

院長

この時期は痛みもなくなり、関節が段々動くようになるため、関節を積極的に動かしていく必要があります。

この時期は関節を動かす必要があるのですが、大切なことは正しく動かすことです。

実は肩関節の動きというのは非常に複雑な動きをしていて、無理に間違った動きをすると逆に関節を痛めてしまいます。

ですから、正しく肩の関節運動をすることが大切です。

そして、正しく肩の関節運動をすることで、肩の関節可動域制限が解消されます。

いまい整体院の五十肩における治療成績

私がいままで、関節可動域が正常になるまで診させて頂いた五十肩の方は20名ほどです。

※生活に支障がない段階で終了した方や、途中で通院をやめられた方も20名ほどいらっしゃいます。

施術の期間は、その方が五十肩のどの段階にいるかによって大きく異なります。

炎症が起こり始めた時期の方は概ね10ヶ月程かかります。

関節可動域制限が起こり始めた方は、半年程度。

関節可動域が改善されてきている方は、3か月程度。

両肩が五十肩の方はいままでに2人いますが、一人の方は1年ほどかかり、もう一人の方は3か月ほどかかりました。

また、肩の関節可動域が90°上がらない方は、1年程度回復までに時間がかかることが多いです。

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