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腰痛の原因は筋肉!?筋トレもマッサージもストレッチも効果がない時の対処法

腰痛の原因は筋肉!?筋トレもマッサージもストレッチも効果がない時の対処法

腰痛の原因には、様々な種類がありますが、多くの方は、筋肉に原因があると考えています。

ですから、腰痛の解決方法は、筋トレやマッサージやストレッチなど、筋肉に対するアプローチが多いです。

ですが、腰痛の原因が筋肉ではない場合には、筋トレやマッサージやストレッチといった改善方法は、効果的ではありません。

院長

この記事では、腰痛の原因が筋肉にある場合はどんな状態なのか?また、筋肉に原因がない場合はどのように対処したら良いのか?をご説明します。

目次

腰痛の原因

まずは、腰痛の原因の種類についてご説明します。

腰痛の原因には、身体的な原因と、生活習慣による原因があります。

身体的な原因

筋肉・関節(背骨)・神経・内臓・精神的ストレス

生活習慣による原因

座る姿勢・運動不足・体重の増加・栄養面や水分の不足

腰痛の原因についてはこちらで詳しくご説明しています。

腰痛の原因が筋肉にある場合

腰痛の原因が筋肉にある場合の特徴をご説明します。

筋肉に原因がある場合の特徴

①動いた時に痛い

体の動きは、筋肉が縮むことで生まれます。

ですから、筋肉に腰痛の原因がある時には、体を動かした時に痛いという特徴があります。

体の動きには、「前屈・後屈、右側屈・左側屈、右ひねり・左ひねり」があります。

動作によって使う腰の筋肉が違う為、どの動作で痛みが出るかで、ある程度、どの筋肉に原因があるのかがわかります。

院長

後屈(腰を後ろに反らす)した時に腰が痛む場合は、筋肉ではなく、背骨の関節に原因があることが多いです。

②筋肉を伸ばした時に痛い

筋肉は伸び縮みするので、筋肉が伸ばされた時にも痛みが出ることがあります。

特に、前屈をした時に腰が痛い場合には、筋肉が原因であることが多いです。

③押すと痛い筋肉がある

腰痛の原因が筋肉にある場合には、問題のある筋肉を押すと痛み(圧痛)があります。

筋肉が筋張っていたり、トリガーポイントと呼ばれるコリが出来ていたりします。

④温めたり動いたりしていると楽になる

問題のある筋肉は、血流が悪くなることで、酸欠になっています。

酸欠になると、筋肉には痛みの原因になる物質が出てきたり、伸び縮みするための物質が足りなくなったります。

ですから、筋肉に問題がある場合には、血流を良くすると、腰痛が楽になります。

院長

血流を良くするためには、筋肉を温めたり、動かしたりすると良いです。

筋肉に原因がある場合の対処法

筋肉に原因がある場合には、問題のある筋肉の機能を回復させることで、腰痛が良くなります。

筋肉の機能を回復させるには、硬くなっている筋肉を緩めたり、血流を良くして筋肉の酸欠を解決することが必要になります。

ストレッチ

硬くなっている筋肉を緩める方法としては、ストレッチが有効です。

A子さん

腰痛のストレッチを調べたのですが、沢山あって、どのストレッチをしたら良いかわかりません。

院長

はい、ストレッチの方法は沢山あり、どのストレッチが自分に有効なのかがわからないことが多いです。

ですから、しっかりとストレッチを行うには、トレーナーの方や整体師の方に、ストレッチの種類と方法を指導してもらうことが大切です。

A子さん

昔、自己流でストレッチをして、逆に腰痛が酷くなったことがあります。

ストレッチは、ちゃんと専門家の方に指導してもらう必要があるんですね。

マッサージ

筋肉に原因のある腰痛には、マッサージが有効です。

マッサージによって、硬くなった筋肉がほぐれ、血流が良くなりますので、腰が軽くなった感じがして、痛みも解消されます。

院長

マッサージには、リラクゼーションマッサージと医療的なマッサージがあります。

リラクゼーションマッサージは、リラックスを目的としているため、筋肉の機能の回復を目的としているのであれば、医療的なマッサージを選びましょう。

リラクゼーションマッサージと医療的なマッサージの違いはこちら

運動

運動をすることで、血流が良くなります。

腰痛の方は、下肢の血流が悪くなっていますので、足を良く動かす運動(歩行等)をしましょう。

院長

運動をするとはいっても、ジョギングなど激しい運動をする必要はありません。

また、歩くこと自体が辛い場合には、運動が出来る状態ではありませんので、まずは、運動が出来る状態にまで体を回復させる必要があります。

温める

腰痛の原因が筋肉にある場合には、お風呂などで、体を温めると、腰痛が楽になることが多いです。

また、体を温めると共に、下肢を冷やさないようにすることも大切です。

A子さん

ギックリ腰の時には、温めても大丈夫ですか?

院長

ギックリ腰の時に、冷やした方が良いのか?温めた方が良いのか?は賛否両論です。

「温めると一時的には痛みが強くなるが、その後の改善が早い」という人もいれば、「炎症が起きているのだから冷やした方が良い」という人もいます。

私個人の意見としましては、温める冷やすというよりも、鎮痛と炎症を抑える作用のある湿布を貼るのが良いと思います。

筋トレ・マッサージ・ストレッチが効果がない時の対処法

筋トレ・マッサージ・ストレッチは、主に筋肉に対してアプローチして、筋肉の機能を回復させる方法です。

ですから、腰痛の原因が筋肉ではない場合には、効果的でないことが多いです。

院長

筋トレ・マッサージ・ストレッチが腰痛に効果がない時の対処法をご説明します。

①病院に行く

腰痛というのは、ありふれている症状のようですが、色々な原因で起こってくる症状です。

なかなか腰痛が良くならない時には、まずは病院に行きましょう。

院長

病院で診察を受けることは、危険な兆候がないかということを知るうえでとても大切です。

②整体院・整骨院・鍼灸院に行く

病院で異常が見られない場合には、整体院・整骨院・鍼灸院に行きましょう。

病院では、画像診断上で異常がみられる腰痛や、危険な兆候のある腰痛が対象になります。

一方で、整体院・整骨院・鍼灸院というのは、機能異常といわれる画像上は異常が見られない腰痛や、危険な兆候のない腰痛が対象になります。

A子さん

病院と整体院・整骨院・鍼灸院は、対象になる腰痛が違うんですか?

院長

はい。

ですから、まずは重症度の高い腰痛が対象になる病院に行くことが大切になります。

病院で異常がなければ、整体院・整骨院・鍼灸院で改善が見込まれる腰痛であることがほとんどですので、まずは病院に行き、次に整体院等に行きましょう。

筋肉以外の機能障害が原因の腰痛

筋肉が原因の腰痛は、筋肉の機能が障害されている腰痛です。

筋肉の機能は、筋トレやマッサージやストレッチを適切に行うことが出来れば、改善することが出来ます。

ですから、筋トレやマッサージやストレッチが効果的ではない場合には、筋肉以外の関節・神経・内臓などの機能障害が原因になっています。

関節・神経・内臓等の機能障害は、筋肉の機能障害とは違い、馴染みがない為、自分でどうにかするのは難しいです。

整体院・整骨院・鍼灸院といった場所は、こういった機能障害を解決するための場所です。

③生活習慣を見直す

腰痛の原因となる機能障害の根本的な原因は、生活習慣にあります。

整体院・整骨院・鍼灸院に行くと、自分の身体の悪い部分がわかり、なぜ悪くなったのかもわかります。

そのアドバイスに従って、生活習慣を見直すことで、腰痛の原因となる機能障害が、根本的に改善していきます。

腰痛原因筋肉のまとめ

〇腰痛の原因が筋肉にある場合の特徴

動いた時に痛い・筋肉を伸ばした時に痛い・押すと痛い筋肉がある・温めたり動いたりしていると楽になる

〇筋肉に原因がある時の対処法

ストレッチ・マッサージ・運動・温める

〇筋トレ・マッサージ・ストレッチが効果がない時の対処法

①病院に行く(危険な兆候のある腰痛かどうか?)

②整体院・整骨院・鍼灸院(機能障害のある腰痛の改善)

③生活習慣の改善(腰痛の根本的な改善)

腰痛でお困りならおゆみ野(鎌取)のいまい整体院へ

院長

いまい整体院の腰痛に対する施術方法や考え方をご説明しています。

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